ハッピーエンドのために
終活は「自分らしいゴールを迎える」ために必要な活動です。
自分らしい最期を迎えるためには、自分でこうしたいと思っているだけでは叶えられるとは限りません。
その思いは家族に伝えなければなりません。
そのためには文書で残す必要があります。
思いを伝えるためにエンディングノートを作成することをお勧めします。
エンディングノートとは
エンディングノートとは、自分の時間を「どのように過ごすか」、「やらなくてはならないこと」、「やってもらいたいこと」、「伝えたいこと・伝えてもらいたいこと」、「最後の迎えかた」「葬儀の希望」など、書き記すノートです。
エンディングノートとは、「自分らしいゴールを迎える」ためのノートです。
遺言書とエンディングノートの違い
遺言書は、遺産の分割方法など自分の死後について書き記すものです。
遺産分割については遺言の内容を最も尊重することとなっており、法律で定められている法定相続よりも優先されます。
エンディングノートは生前に自分でやらなくてはならない事、またやって欲しい事を書き記すものです。
遺言書とエンディングノートの大きな違いは
遺言書は死後でないと読んでもらうことができない
エンディングノートは生前に読んでもらうことができる
というところです。
延命治療について自分の希望があっても、死後にしか開封できない遺言書に書いても意味はありません。
最後の迎え方はエンディングノートに書くことによって、自分の希望を家族に伝えることができます。
エンディングノートのメリット
万が一のことがあっても家族の悩みを軽くすることができる
延命治療はどうするのか、最後はどこで迎えたいのか、お葬式、埋葬方法はどうするかなど、家族の悩みを軽くすることができる。
健忘録として使うことができる
年齢を重ねると物忘れすることもあります。
銀行口座など生活で忘れると困ること書いたノートがあると便利です。
書き方の制限がない
遺言書は、法的な書類となるので3種類ある遺言の書き方の要件にあった方法で残さないと、書かれた内容は無効となる場合があります。
エンディングノートは、書き方は自由なので気軽に書きはじめることができます。
エンディングノートのデメリット
エンディングノートに書いたことは、法的に拘束力はありません。
遺産分割の方法を書いても、相続人はそれに従う義務は生じません。
遺言書とエンディングノートのどちらを書けばいいのか
「生前のことを書くエンディングノート」と「死後のことを書く遺言書」を両方作成することをお勧めします。
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(1部:22,000円)
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河田行政書士事務所
エンディングノート係
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